一次性頭痛と二次性頭痛の分類について
発達障害専門外来
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一次性頭痛と二次性頭痛の分類について

頭痛はあらゆる病気の中でも種類が多く、その原因も様々です。

また、症状を見逃すと命を落とす可能性のある頭痛もあるため、最低限の知識と対処を身につけておくことが重要です。

今回は、頭痛の種類とそれぞれの症状について解説し、それぞれの頭痛に対してどのような対応が必要なのか解説します。

頭痛の種類

国際頭痛分類によると、頭痛は大きく分けて一次性頭痛二次性頭痛に分けられます。

そもそも頭痛は細かく分類すると200以上に分けられ、専門家でもすべての頭痛の症状について暗記しているということはありません。

それぞれの頭痛の分類は、「明らかな原因疾患があるかどうか」で決まります。

一次性頭痛と二次性頭痛の分類

一次性頭痛

一次性頭痛は「慢性頭痛」とも呼ばれ、明らかな基礎疾患はないが症状が頻繁に起こるような頭痛を指します。いわゆる頭痛持ちの頭痛は一次性頭痛に該当します。

個人差はありますが、痛みが定期的に襲ってくるためにストレスになっていたり、QOLが低下する原因になります。可能な限りの治療や対処をしつつ、長期的に付き合っていく必要のある頭痛です。

二次性頭痛

二次性頭痛は「急性頭痛」とも呼ばれ、頭頸部に何らかの原因疾患がある頭痛を指します。頭を強く打ったり、脳の血管が切れたりすることで起こる頭痛のため、早急な対処が必要になります。最悪の場合は命を落とす危険もあるため、急に激しい頭痛に襲われたときはすぐに救急車を呼ぶ必要があります。

主な一次性頭痛

一次性頭痛は慢性的な症状があり、日本人の3人に1人程度の割合で症状を感じている方がいると言われています。いずれも命の危険はありませんが、人によっては激しい痛みに襲われることもあります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は日本人の頭痛でもかなり多い症状です。

後頭部から首筋にかけて重く鈍い、締め付けられるような痛みが起こるのが特徴で、我慢すれば仕事や勉強も続けられる程度の痛みです。

ストレスや生活習慣が原因となっていることが多いため、それを改善することで症状を緩和することが可能です。

緊張型頭痛の症状・診断・治療・片頭痛との違いについて

片頭痛

片頭痛は脈打つような激しい痛みが特徴の頭痛で、頭痛が起きる前に閃輝暗点と呼ばれる目がチカチカするような前兆が見られることが多いです。

緊張型頭痛よりも痛みが強いことが多く、ひどい場合には会社や学校を休んでしまうこともあります。

食べ物に気を使ったり、仮眠を取ったりすることで症状を緩和することが可能です。

片頭痛の症状・原因・対処法や治療について

群発頭痛

群発頭痛は「自殺頭痛」とも呼ばれ、ある時期になると毎日同じ時間帯に耐えられないほどの激しい痛みに襲われる症状です。

「片目をえぐられるような痛み」と言われるほど症状は重く、海外では耐えきれずに頭を銃で撃ち抜いてしまった方もいます。そこまでいかなくても、頭を壁に打ちつけたりして悶え苦しむ方が多くいらっしゃいます。

有病率が非常に低く、周囲からは大げさだと言われてしまうこともあり、それもストレスになってしまうことがあります。

群発頭痛の症状、原因、治療、対処法について

主な二次性頭痛

二次性頭痛は急性頭痛とも呼ばれ、症状が出た場合は一刻も早く病院で医師の診断を受ける必要がある頭痛です。重篤な疾患のサインであることが多く、放置した場合は命の危険があります。

いつもと様子の違う頭痛や身動きができないほどに激しい頭痛が起こった場合は、以下のような疾患のサインの可能性があります。

クモ膜下出血

くも膜と呼ばれる脳表面の膜と脳の空間にある血管が切れて起こる出血です。ほとんどのケースで脳動脈瘤という脳の動脈にできたコブが破裂して出血します。

経験したことのないような激しい頭痛が特徴で、「バットで殴られたような痛み」と表現されることもあります。

多くの場合自力では動くことすらできず、救急車で病院に運ばれます。

最善の処置をしても3割が死亡、3割が後遺症という恐ろしい病気です。

脳出血

脳卒中の症状のひとつで、脳に張り巡らされた血管に障害が起こる病気です。

激しい頭痛とともに強いめまいや吐き気、嘔吐といった間隔の症状が認められます。

高血圧が原因となりやすく、生活習慣の改善が発症を予防する手段です。

脳腫瘍

脳内に腫瘍ができる病気で、腫瘍のできる位置によって手足のしびれや麻痺、言語障害など様々な症状が見られます。

典型的な自覚症状は頭痛で、起床時に頭痛を感じ、活動しているうちに痛みが引いていきます。しかし、日を追うごとに頭痛の時間が長引くようになり、吐き気や嘔吐、視力低下などを伴うようになります。

最初は風邪かなと思うレベルの頭痛ですが、次第に身体症状が出るようになって病院を受診するケースが多いです。

髄膜炎

頭蓋骨と脳の間にある髄膜に細菌やウイルスなどが感染し、炎症を起こした状態です。

発熱や頭痛が初期症状のため、風邪と間違えてしまい早期受診が難しいと言われています。また、そのわりに症状の進行は早く、1~2日で命に関わるほ重篤な状態になることが知られています。皮下出血、発疹などを伴う場合は早急に病院を受診すべき状態です。

頭痛の対処法

頭痛の対処法は、一次性頭痛なのか二次性頭痛なのかで大きく異なります。

一次性頭痛の場合は生活習慣の改善や薬物療法、TMS治療などで徐々に改善していくことを目指します。

二次性頭痛の場合はとにかく一刻も早く病院で処置を受ける必要があります。

自分では一次性頭痛か二次性頭痛か分からないという場合は、脳神経内科や脳神経外科、内科を受診して医師の診察を受けることが最善です。

一次性頭痛

一次性頭痛は命に関わるようなものではないため、緊急性はありません。しかし、症状はかなり激しいケースもあるため、「頭痛の発作自体を緩和すること」と「そもそも頭痛の発作が起きないように生活習慣を改善すること」が重要です。

一次性頭痛の主な治療法は以下です。

生活習慣の改善

頭痛はストレスが原因になることが多いため、精神的なストレスがかからないように環境調整を行ったり、週末は好きなことをしてリフレッシュするなどの工夫が重要です。

また、身体的ストレスによって血流が悪くなったり筋肉が緊張したりすることでも頭痛が生じる事があるため、姿勢に気をつけたり適度に休憩しながら仕事をするようにしましょう。

薬物療法

頭痛の種類によっても使用する薬物は異なります。

  • 緊張型頭痛:抗うつ薬、鎮痛薬など
  • 片頭痛:アセトアミノフェン、NSAIDなど
  • 群発頭痛:トリプタン製剤など

市販の鎮痛剤を服用しても良いですが、薬の飲みすぎは「薬物乱用頭痛」につながるため、基本的には頭痛外来などで医師の診断を受け、適切な処方をしてもらったほうが良いでしょう。

TMS治療

脳の特定部位に磁気刺激を当てることで脳血流を調整し、頭痛を改善する治療法です。

日本では重度のうつ病に対して保険適用となっていますが、欧米で効果が示されている一次性頭痛やその他の精神疾患への適用は保険適用外となっています。

薬に頼らず、副作用もほとんどない治療法ですので、お薬を飲みたくない、減らしたいという患者さまには選択肢としてご検討いただくのが良いと思います。

二次性頭痛

二次性頭痛の場合、選択肢は「すぐに病院に行く」しかありません。

救急車で運ばれるケースがほとんどですが、もしそれほどひどくないかもしれないと悩む場合は専門家にアドバイスをもらえる#7119に電話をし、判断を仰ぐのが賢明です。

以下のような場合は、とにかくすぐに病院に行くことをおすすめします。

  • 突然起こった、激しい頭痛
  • 初めて頭痛を経験した
  • 今までと違う頭痛が起こった
  • 頭痛に加え、発熱が続く
  • 数日のうちにだんだんひどくなる頭痛
  • 麻痺、しびれ、言葉のもつれをともなう頭痛
  • 頭部打撲後に出始めた頭痛

まとめ

頭痛の分類について解説しました。

一次性頭痛の場合は当院のような精神科クリニックでも対処・治療が可能なケースが多いですが、二次性頭痛の場合はお力にはなれません。

頭痛は軽く見ていい症状ではなく、命に関わる重篤な疾患のサインになることもあると意識して対応するようにしましょう。

医師の主観ではなく、大規模脳波データベースと比較し、客観的なデータで症状の程度を診断
脳の状態を診断するQEEG検査(定量的脳波検査)



15歳男性 ADHD、アスペルガー症候群合併

21歳男性 アスペルガー症候群、不安障害合併

22歳女性 アスペルガー症候群、うつ合併

8歳女性 学習障害、ADHD合併

技術の進歩により、治療前と治療後のQEEGの変化を客観的に評価することも可能になりました。
QEEG検査で脳の状態を可視化し、結果に応じて、薬を使わない治療など個人に合った治療を提案します。


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