当院では、お子さまの発達障害や精神疾患の検査・診断・治療を行っています。

お子さまの発達障害を
疑っている場合

お子さまの落ち着きがなかったり、コミュニケーションが上手く取れないことが気になっている場合は、
まずは発達障害かどうかを診断するために検査するのがおすすめです。
当院で行っているQEEG検査と知能検査(WAIS‐Ⅳ・WISC‐Ⅳ)についてご紹介します。

QEEG検査

QEEG検査は電極の付いたキャップを装着し、脳波の種類や強さ、出ている部位を測定します。このパターンによって、ADHD(注意欠如多動性障害)特性やASD(自閉症スペクトラム)特性の有無を調べることができます。
検査時間は約20分程度で、落ち着きのないお子さまでも我慢できる程度の短時間で測定可能です。
お子さまにQEEG検査を行うメリットには、次のようなことが挙げられます。

特性の強さまで測定できる

他の病院では「発達障害か、定型発達か」の2択でしか診断をしてもらえないことがあります。
当院では、QEEG検査を鑑別補助として活用することで、発達障害の確定診断はもちろん、「定型発達ではあるが、ADHDの特性が強い発達障害グレーゾーン」といったような細かい診断が可能です。

子育てで注意すべきことが把握できる

発達障害と大きな枠組みで診断を受けても、具体的に子育てで注意すべき点はわかりません。
一人ひとりの特性に応じて、子育てで気をつけるべきポイントは変わってきます。
当院のQEEG検査でお子さまの特性を細かく把握することで、どんなことに気をつけたらいいのか、どんな特性は伸ばしてあげたほうがいいのかなどを知ることができます。

知能検査
(WAIS‐Ⅳ・WISC‐Ⅳ)

当院では世界標準の知能検査であるWAIS‐Ⅳ・WISC‐Ⅳ検査を実施しています。
それぞれの検査は以下のように対象年齢があります。

・WAIS検査:16歳0ヶ月~90歳11ヶ月
・WISC検査:5歳~16歳11ヶ月

※お子さまの年齢が16歳0ヶ月~16歳11ヶ月の方は、どちらの検査が適切かを問診等で判断して実施いたします。

知能検査を行うことで、お子さまの得意・不得意が客観的な指標で確認できるのがポイントです。
お子さまに知能検査(WAIS‐Ⅳ・WISC‐Ⅳ)を実施するメリットは次のようなことが挙げられます。

生活のヒントが分かる

発達障害のお子さまは様々な困難を抱えて生きていますが、知能検査を行うことでどんなことが苦手なのかがわかります。

WAIS、WISC検査では総合的なIQを測るために、以下の4つの指標得点を計算します。

・言語理解指標(VCI)
・知覚推理指標(PRI)
・ワーキングメモリー指標(WMI)
・処理速度指標(PSI)

この4つの指標のどれが低いのかを知ることで、生活上の困りごとを減らすための工夫が見えてきます。
例えば言語理解の指標が低かったら、何かを説明するときは図を使ってあげれば理解しやすい、といった具合です。
当院では経験豊富な心理士が検査結果を丁寧にフィードバックし、お子さまの強みや弱み、日頃のお困りごとへの対処法を一緒に考えてまいります。

得意分野が分かる

発達障害というと苦手なことに目が向きがちですが、実際は定型発達の人よりも圧倒的に優れた能力を持っているケースが少なくありません。こうしたお子さまを「ギフテッド(Gifted)」と呼んだりしますが、WAIS、WISC検査によって得意分野がわかります。
ギフテッドは後天的になれるものではありません。持って生まれた才能を最大限に伸ばすためには、得意分野と苦手分野を理解し、適切なサポートをすることが重要です。

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受験のストレスや
うつ症状が気になる場合

中学受験や高校受験、大学受験はお子さまにとって大きなストレスのかかるイベントです。
受験は試験日が決まっているため、早く治せて副作用の少ない治療を選択する必要があります。

一般的な病院では、うつ症状などが見られる場合は「環境調整」もしくは「薬物治療」が選択されます。

環境調整とは、うつの原因となっている対象物と距離を置くことで負担を軽減する方法ですが、
受験自体が原因となっている場合はあまり有効ではありません。

薬物療法では抗うつ薬(SSRIなど)を処方されます。
一定の効果が認められるものの、治療期間が長期化したり、不安やイライラといった副作用が見られることが多いです。
受験勉強に集中できなくなってしまっては本末転倒であるため、
薬物療法を選択する場合はそういったリスクがあることを理解しておく必要があります。

当院では、受験うつやストレスの状態を診断するためにQEEG検査を行い、その結果をもとにTMS治療を実施いたします。

TMS治療(磁気刺激治療)

TMS治療は磁気刺激を使って脳の特定部位を刺激し、脳血流を増加させることで低下した脳機能を正常な状態に戻します。

薬物療法に比べて治療期間も短く、副作用がほとんどない治療法です。

※治療費はコースによって異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。

お子さまの困りごとの克服

お子さまの社会性をトレーニングし、適切なコミュニケーションを取れるようになってほしいという場合は、
当院で実施しているSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)がおすすめです。

SST(ソーシャル・スキル
・トレーニング)

当院のSSTではVRを用いて様々なシチュエーションをトレーニング可能です。

・学校で友だちとおしゃべりをする
・自分の意見を伝える

など、同年代の友だちと生活する中で対応することの多いシチュエーションをVRによって何度でもトレーニングできます。
一般的なSSTはシチュエーションを決めて、実際に人と一緒にやるため緊張してしまうことが多いですが、VRで行うことで遊び感覚、ゲーム感覚でトレーニングができると好評です。

お子さまに対する
接し方のお悩みがある場合

発達障害を抱えているお子さまがいる場合、どのように接すれば良いのか分からないとお悩みの方も多いでしょう。
当院では、そんなお悩みを抱えている方を対象にペアレント・トレーニングを実施しています。

ペアレント・トレーニング

当院のペアレント・トレーニングは、お子さまとの適切な接し方を学ぶことで、問題行動への対処法やお子さまの能力を伸ばすための効果的な働きかけについて学ぶことができます。

・お子さまの効果的な褒め方
・発達段階に合わせた適切な理解および効果的な関わり方
・問題行動への対処法

などを中心に、保護者としての適切な振る舞いをトレーニングできます。
発達障害のお子さまの子育てに関するお悩みは、なかなか周囲に相談することができずにひとりで苦しんでいるケースが多いです。
当院には社会福祉士や心理士といった発達障害に詳しいスタッフが在籍しておりますので、何でもお気軽にご相談いただければと思います。

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