発達障害に合併しやすい感覚過敏に関してマンガで解説【医師が分かりやすく解説】
坂 副院長坂 副院長

音やにおいなど日常の生活上の感覚が過敏になる症状があります。これを“感覚過敏”と言います。

ここでは感覚過敏について述べたいと思います。

脳は感覚の情報を受け取ったあと処理をして、その情報を分類整理したり、理解したりする働きがあります。
私たちの身体のあちこちには感覚受容器があり、感覚情報(感覚・知覚)が外部の刺激を情報として取り入れます。
感覚過敏では、外部の刺激が過剰に強く感じるということが起こっています。

感覚過敏の理解が大切な理由

感覚過敏は、周りから理解されにくく、我慢が足りないと誤解されがちです。
子どもであれば特に、なにが嫌か・不快なのか、周りにうまく伝えられないことが多いです。
マンガで分かりやすく解説していきましょう。
視覚過敏、聴覚過敏 触覚過敏、臭覚過敏 知覚過敏

視覚過敏

視覚過敏とは、視覚情報の処理に関するは働きに偏りがあるために、光の刺激を過剰に受け取ってしまう状態のことを指します。
視覚過敏のある人は、そうでない人にとっては気にならないような弱い光に対して、過剰に見える反応をしてしまったり、本を読むときに文字がゆがんで見え、読みにくさを感じたりします。
余分な視覚情報が目に入り疲れてしまったりと日常生活に悪い影響を与えてしまうことも珍しくありません。

聴覚過敏

音が大きく聞こえる、小さな物音が気になる

賑やかな音が聞こえる場所にいると疲れやすいなどが聴覚過敏の症状です。
聴覚過敏の症状が強い場合、耳をふさぎたくなるほど耳の奥が痛くなったり、頭痛が起きたりすることがあります。
人によって気になる音音の種類は異なりますが、例として、電車の音や、低周波、人の話し声などが挙げられます。

周囲の全ての音が等しく感じる

一つの音の刺激に対して適切に注意を向ける処理ができないために起こります。
一生懸命聞こうとしていても、たくさんの音が聞こえてしまうので、うまく聞き取りにくいということが起こります。

触覚過敏

触覚過敏で特定の肌触りの服は絶対に着れないなどの症状が起こります。

臭覚過敏

嗅覚過敏とは、嗅いだに匂いそのものを強く感じるという症状です。
感じるにおいは本人にとって好ましくないことが多いために、患者にとって不快な症状です。
例として、ちょっとした香水などの匂いやタバコの匂いを異常強く感じるなどです。