うつ病とは

  • ネガティブ思考が続く
  • 何もやる気が起きない
  • 集中できない

このような症状にお悩みの方は多いです。日常生活、社会生活が全く送れないというわけではありませんが、こうした症状が長く続いたり、日常生活を送るのが困難なほど症状が重い場合はうつ病(大うつ病性障害)と考え、治療をしたほうが良いです。
当院では、子ども~大人のうつ病の治療を行っています。その中でも特に、

  • 他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
  • お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい

といった方に対し、QEEG検査やTMS治療などを導入し、治療を行っています。
うつ病についてより詳細に知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

対象となる症状

うつ病の症状は多岐にわたり、精神症状と身体症状に分けることができます。
下記のような症状が1~2週間以上続く場合はうつ病の可能性があります。

精神症状

  • 口数が少なくなる
  • 何でもネガティブに考える
  • 何もやる気が起きなくなる
  • 気分が落ち込む
  • 何事にも無関心になる
  • 不安や焦りを感じる
  • イライラする
  • 喜びや楽しみを感じられない
  • 集中できない
  • お酒を飲む量が増える
  • 外見を気にしなくなる(ヒゲを剃らない、服を洗濯しないなど)

身体症状

  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 不眠もしくは過眠
  • めまい
  • 腹痛・胃痛
  • 生理不順
  • 下痢・便秘
  • 腰痛
  • 味覚障害
  • 食欲不振(もしくは過食)

うつ病の原因とは

うつ病の原因については多くの研究があり、発症の原因は1つではないことが分かっています。現時点で考えられている要因としては以下の4つがあります。

遺伝的要因

うつ病になる遺伝子があるわけではなく、うつ病になりやすい性格やストレスの感じやすさが遺伝すると考えられています。

環境要因

家族や友人の死、失職、健康トラブル、人間トラブルなど、様々な要因で発症することがあります。

性格要因

義務感の強い人や完璧主義の人はうつ病を発症しやすいです。

身体的要因

外傷や脳出血等によって脳の機能が損なわれ、発症する場合があります。また、慢性的な身体疾患があるとうつ病に罹患しやすいとされています。

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当院の薬物療法の考え方

当院ではTMS治療のほかに薬物療法も行っておりますが、基本的にはお薬は使わずに治療を進めることを目標としています。 薬物療法はうつ症状や不安症状などにおいて効果が認められていますが、以下のような問題点もあります。
  • 対症療法であり、根本的な治療ではない
  • 頭痛や吐き気、食欲不振、手足の震えといった副作用がある
  • 治療期間が3ヶ月~6ヶ月と長い

以上の問題点を考慮し、根本治療につながる可能性が高く、副作用も少ない、さらに治療期間も短い場合1ヶ月半~2ヶ月で済むTMS治療を最優先の選択肢として考えています。 もちろん、症状が重く、治療に支障が出る場合や、日常生活がままならないようなケースでは薬物療法も並行して行うことがあります。 患者さまとご相談しながら、一人ひとりに最適な治療を進めてまいります。

当院の特徴

  • QEEG検査による客観的な診断
  • 発達障害グレーゾーンの診断が可能
  • 副作用が少なく、治療期間も短いTMS治療
  • 土日・祝日も診療・電話対応可能
  • 当日診断可能
  • 5歳から高齢者(大人)まで診断・治療が可能

QEEG検査による客観的な診断

当院では脳波によって客観的に脳の状態を把握できるQEEG検査を導入しています。 従来の精神科の診断は医師の主観による部分が大きく、誤った診断や治療が行われ、結果的に症状がなかなか改善しないということがありました。 QEEG検査では人工知能(AI)を用いたディープラーニングによって様々な脳の状態を統計学的に把握し、正確な診断と治療が可能です。 当院では、QEEG検査の結果と問診の結果を合わせて診断しています。 QEEG検査について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

発達障害グレーゾーンの診断が可能

QEEG検査によって、発達障害の診断基準には満たないが発達障害の傾向にあるというグレーゾーンの診断が可能になりました。 グレーゾーンだからといって日常生活や社会生活に支障が出ないわけではありません。何らかの生きづらさを感じている場合は、正確な診断と適切な治療を通して日常の困り感を改善していくことが可能です。

副作用が少なく、治療期間も短いTMS治療

当院では、TMS治療(磁気刺激治療)を導入しています。 TMS治療は医療先進国のアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)や日本の厚生労働省の認可を得た治療方法です。 日本ではまだ一部の医療機関でしか導入が進んでいません。当院ではTMS治療の中でも最新のnovel TBS(ノーベルシータバースト刺激法)を受けることが可能です。
「薬に比べて副作用が少ない 」「治療期間が短くて済む」
といった特徴があるため、お薬が苦手な方、副作用が強く出てしまう方、なるべく早く治したい方に適した治療法です。
うつ病に関しては、情動の安定、集中力の向上といった症状の改善が期待できます。 TMS治療について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

土日・祝日も診療・電話対応可能

当院は土日・祝日も医師がシフト制で診療しており、平日にお時間が取りにくい方でも受診いただけます。
受付時間は10:00~19:00です。

当日診断可能

当院では当日診断も可能です。
ご予約可能な時間帯をご案内いたしますので、当日診断をご希望の方はお電話にてお願いいたします。

5歳から高齢者(大人)まで診断・治療が可能

当院では5歳から高齢者(大人)までの診断・治療が可能です。

外国語の対応について

当院では、専門の医療通訳者が常駐しておりません。
翻訳機を使用しての対応となりますが、お悩みを正確に理解し、適切なご案内を行うため、以下のいずれかの方法でご協力をお願いしております。

・日本語でのコミュニケーションが可能な方と一緒にご来院ください。
・ご自身の症状や、お困りのこと、医師に伝えたいことなどを、事前に紙にまとめてお持ちください。 メモ書きでも構いません。

患者様ご自身の心身の状況を正確に把握するため、ご面倒をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。

お問い合わせ・ご予約はこちら

うつ病の症状は日常生活や社会生活に支障をきたします。また、様々な要因で発症するため、誰でも発症する可能性がある病気です。
責任感が強く、真面目な人ほどなりやすいため、そういった方が周囲にいる場合は無理をしすぎていないかを見守り、必要であれば医療機関への受診を促すようにしてください。
ご相談だけの受診も可能ですので、少しでもお悩みの方はぜひ一度ご来院ください。

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※お問い合わせの多い項目については「よくある質問」にまとめておりますので、こちらも参照してください。