
双極性障害(躁うつ病)とは
- ネガティブ思考が続く
- 何もやる気が起きない
- 集中できない
このような症状にお悩みの方は多いです。日常生活、社会生活が全く送れないというわけではありませんが、こうした症状が長く続いたり、日常生活を送るのが困難なほど症状が重い場合は双極性障害(躁うつ病)と考え、治療をしたほうが良いです。
当院では、子ども~大人の双極性障害(躁うつ病)の治療を行っています。その中でも特に、
- 他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
- お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療などを導入し、治療を行っています。
双極性障害についてより詳細に知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
対象となる症状
双極性障害の症状は、躁状態とうつ状態でまったく異なる症状が表れます。
気分の波は誰にでもありますが、双極性障害の場合は周囲が困惑するほどに激しく変化します。迷惑をかけたり、社会的信用を失うこともあります。
躁状態の症状
- 寝なくても元気に活動を続けられる
- 話が止まらない
- やたらと人に声をかける
- 自信に満ち、他人を無視する
- 感情の高揚によって自分を過大評価
- 買い物やギャンブルで散財する
- 様々なアイデアが浮かぶが、中途半端になってしまう
うつ状態の症状
- 抑うつ気分(憂うつ、気分が落ち込む)
- 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
- 自分には価値がないと感じる
- 死にたくなる
- 食欲がない
- 何も考えられなくなる
- イライラして落ち着かない
双極性障害の原因とは
双極性障害の正確な原因は分かっていませんが、発症に遺伝が関与していると考えられています。発症する特定の遺伝子が見つかっているわけではありませんが、ストレス耐性などは遺伝的な影響もあると言われています。
ただし、遺伝のみだけでなく環境要因もあるとされています。また、ほかにはコカインなどの薬物が原因になることもあります。
背景に発達障害が認められるケースもある
双極性障害には「双極Ⅰ型障害」と「双極Ⅱ型障害」があり、このうち双極Ⅱ型障害は発達障害に合併しやすいとされています。
成人ADHDのおよそ2割が双極性障害を合併すると言われています。
当院の薬物療法の考え方

- 対症療法であり、根本的な治療ではない
- 頭痛や吐き気、食欲不振、手足の震えといった副作用がある
- 治療期間が3ヶ月~6ヶ月と長い
以上の問題点を考慮し、根本治療につながる可能性が高く、副作用も少ない、さらに治療期間も短い場合1ヶ月半~2ヶ月で済むTMS治療を最優先の選択肢として考えています。 もちろん、症状が重く、治療に支障が出る場合や、日常生活がままならないようなケースでは薬物療法も並行して行うことがあります。 患者さまとご相談しながら、一人ひとりに最適な治療を進めてまいります。
当院の特徴
- QEEG検査による客観的な診断
- 発達障害グレーゾーンの診断が可能
- 副作用が少なく、治療期間も短いTMS治療
- 土日・祝日も診療・電話対応可能
- 当日診断可能
- 5歳から高齢者(大人)まで診断・治療が可能
QEEG検査による客観的な診断
当院では脳波によって客観的に脳の状態を把握できるQEEG検査を導入しています。 従来の精神科の診断は医師の主観による部分が大きく、誤った診断や治療が行われ、結果的に症状がなかなか改善しないということがありました。 QEEG検査では人工知能(AI)を用いたディープラーニングによって様々な脳の状態を統計学的に把握し、正確な診断と治療が可能です。 当院では、QEEG検査の結果と問診の結果を合わせて診断しています。 QEEG検査について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
発達障害グレーゾーンの診断が可能
QEEG検査によって、発達障害の診断基準には満たないが発達障害の傾向にあるというグレーゾーンの診断が可能になりました。 グレーゾーンだからといって日常生活や社会生活に支障が出ないわけではありません。何らかの生きづらさを感じている場合は、正確な診断と適切な治療を通して日常の困り感を改善していくことが可能です。
副作用が少なく、治療期間も短いTMS治療
当院では、TMS治療(磁気刺激治療)を導入しています。 TMS治療は医療先進国のアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)や日本の厚生労働省の認可を得た治療方法です。 日本ではまだ一部の医療機関でしか導入が進んでいません。当院ではTMS治療の中でも最新のnovel TBS(ノーベルシータバースト刺激法)を受けることが可能です。
「薬に比べて副作用が少ない 」「治療期間が短くて済む」
といった特徴があるため、お薬が苦手な方、副作用が強く出てしまう方、なるべく早く治したい方に適した治療法です。
双極性障害に関しては、情動の安定、集中力の向上といった症状の改善が期待できるほか、発達障害と合併している場合は発達障害の改善にも繋がります。 TMS治療について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
土日・祝日も診療・電話対応可能
当院は土日・祝日も医師がシフト制で診療しており、平日にお時間が取りにくい方でも受診いただけます。
受付時間は10:00~19:00です。
当日診断可能
当院では当日診断も可能です。
ご予約可能な時間帯をご案内いたしますので、当日診断をご希望の方はお電話にてお願いいたします。
5歳から高齢者(大人)まで診断・治療が可能
当院では5歳から高齢者(大人)までの診断・治療が可能です。
外国語の対応について
当院では、専門の医療通訳者が常駐しておりません。
翻訳機を使用しての対応となりますが、お悩みを正確に理解し、適切なご案内を行うため、以下のいずれかの方法でご協力をお願いしております。
・日本語でのコミュニケーションが可能な方と一緒にご来院ください。
・ご自身の症状や、お困りのこと、医師に伝えたいことなどを、事前に紙にまとめてお持ちください。 メモ書きでも構いません。
患者様ご自身の心身の状況を正確に把握するため、ご面倒をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
お問い合わせ・ご予約はこちら
双極性障害の症状は日常生活や社会生活に支障をきたします。症状が軽いうちはあまり問題に感じないかもしれませんが、症状が重くなると家族や友人に迷惑をかけてしまったり、職場での信頼を失ってしまう事があります。
本人に躁状態の自覚がないことも多いため、家族や周囲の人が注意深く見守り、異変を感じたら医療機関の受診を促してあげてください。
ご相談だけの受診も可能ですので、少しでもお悩みの方はぜひ一度ご来院ください。
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