
睡眠障害とは
睡眠障害とは、「眠れない」「途中で何度も目が覚める」「日中に強い眠気がある」といった、睡眠に関する症状や疾患の総称です。不眠だけでなく、過度な眠気や睡眠中の異常行動など、症状の現れ方は多岐にわたります。睡眠に関する問題が続くと、日中の眠気や疲労感、集中力の低下などにつながり、日常生活に支障をきたす場合もあります。
睡眠障害の主な種類と症状
睡眠障害の主な種類として、「不眠症」「過眠症」「睡眠関連呼吸障害」「睡眠関連運動障害」「睡眠時随伴症」「概日リズム睡眠・覚醒障害」があります。
不眠症
不眠症は、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるなどの症状が続き、日中に強い倦怠感や集中力低下などの不調が生じる疾患です。なかなか寝つけない「入眠困難」、夜中に目が覚める「中途覚醒」、朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」、ぐっすり眠れた感覚が得られない「熟眠障害」の4つのタイプがあります。睡眠障害のなかでも特に多くみられる疾患の1つです。
詳しくは「不眠症とは」をご覧ください。
過眠症(中枢性過眠症)
過眠症(中枢性過眠症)は、夜に十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中の強い眠気が続く疾患です。突然の強い眠気や脱力発作などがみられる「ナルコレプシー」や、長時間寝たあとも眠気が続く「特発性過眠症」、一定期間にわたって強い眠気が繰り返し現れる「反復性過眠症」などがあります。
詳しくは「過眠症とは」をご覧ください。
睡眠関連呼吸障害(睡眠呼吸障害)
睡眠関連呼吸障害(睡眠呼吸障害)は、睡眠中にいびきや無呼吸、浅い呼吸などがみられる疾患の総称です。睡眠中の呼吸異常によって、日中に眠気や倦怠感が生じるケースもみられます。代表的な疾患に、睡眠中に無呼吸状態が繰り返される「睡眠時無呼吸症候群」があります。
睡眠関連運動障害
睡眠関連運動障害は、睡眠中や睡眠前後に繰り返し起こる単純な身体の動きによって、睡眠が妨げられる疾患の総称です。代表的なものとして、夕方から夜間に脚がむずむずするような不快感が生じる「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」や、睡眠中に脚や腕が一定の間隔でピクピクと動く「周期性四肢運動障害(PLMD)」があげられます。
睡眠時随伴症
睡眠時随伴症(パラソムニア)とは、入眠の直前や睡眠中、睡眠から目覚める際などに異常な行動がみられる睡眠障害です。睡眠の段階によって現れる症状や特徴が異なります。夢の内容に合わせて大声を出したり手足を動かしたりする「レム睡眠行動障害」や、睡眠中に起き上がって無意識に歩き回る「睡眠時遊行症(夢遊病)」などがあります。
概日リズム睡眠・覚醒障害
概日リズム睡眠・覚醒障害は、体内時計と実際の昼夜のサイクルがずれることで、望む時間に眠ったり起きたりできなくなる睡眠障害です。「朝起きられない」「夜になっても眠れない」など、生活リズムに合った睡眠がとれず、日常生活に支障をきたす場合があります。
睡眠障害の原因
睡眠障害の原因は種類によって異なります。睡眠の問題には、「心理的・精神的要因」「生活習慣」「環境的要因」「身体的要因」「加齢による変化」など、さまざまな背景が関係していると考えられています。
心理的・精神的要因
睡眠障害の背景には、強いストレスや不安といった心理的要因が関わっているとされています。また、うつ病や不安症(不安障害)などの精神疾患によっては、不眠や過眠といった睡眠の問題が生じるケースもあります。
生活習慣
睡眠障害には、日中の過ごし方や食事などの生活習慣も関係しているとされています。アルコールやカフェイン、ニコチンの摂取は、寝つきの悪さや睡眠の浅さに影響する場合があるため、摂取する時間帯には注意が必要です。また、夜勤や不規則な就寝時間が続くと体内時計が乱れ、睡眠に問題が生じる可能性があります。
環境的要因
睡眠環境も、睡眠障害の原因としてあげられます。特に、夜間のブルーライトや騒音、寝室の明るさや室温、湿度などが睡眠に影響を及ぼす可能性があります。
身体的要因
痛みやかゆみ、咳などの身体的な不快感が続くと、寝つきが悪くなったり、夜中に目覚めたりすることがあります。夜間頻尿のように、睡眠中に何度も目覚める症状も、睡眠の質を低下させる要因の1つです。また、服用している薬の副作用によって、眠りに影響が出るケースもあります。
加齢による変化
加齢に伴う体内時計や睡眠に関わるホルモンの変化によって、睡眠が浅くなったり、目が覚めやすくなったりすることがあります。こうした加齢に伴う変化によって、睡眠に関する悩みが生じる場合もあります。
睡眠障害の治し方
睡眠障害の治し方は、種類や原因によって異なります。症状に応じて生活習慣を改善したり、医療機関を受診したりすることで、改善が期待できます。
生活習慣の改善
睡眠障害の改善には、日々の生活習慣を見直すことが大切です。朝起きて太陽の光を浴びる、就寝前のスマホを避ける、適度な運動を取り入れる、アルコールやカフェインの摂取を控えるなど、生活習慣を改善しましょう。また、寝室の明るさや室温、湿度など睡眠環境の調整も、睡眠の質の向上につながります。
医療機関の受診
生活習慣を見直しても睡眠の問題が続く場合や、日中の眠気や疲労感によって日常生活に支障がある場合は、心療内科や精神科などの医療機関へ相談しましょう。医療機関では症状や状態に応じて、薬物療法や認知行動療法といった治療が行われます。
よくある質問
睡眠障害のサインは何ですか?
睡眠障害の主なサインとして、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、日中に強い眠気がある、睡眠中に異常な行動がみられるといった症状があげられます。また、睡眠の問題によって集中力の低下や倦怠感が続き、日常生活に支障が出ている場合も注意が必要です。
睡眠障害は何科を受診すればよいですか?
睡眠障害は、症状や原因に応じて心療内科や精神科、内科、脳神経内科、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、睡眠外来などを受診しましょう。睡眠の悩みに加え、ストレスや不安、気分の落ち込みがあるときは、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
寝すぎるのは睡眠障害ですか?
寝すぎてしまう場合、睡眠障害が隠れている可能性があります。ただし、睡眠不足の埋め合わせやストレス、体質などが原因のケースも考えられます。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を検討してください。
当院の薬物療法の考え方

- 対症療法であり、根本的な治療ではない
- 頭痛や吐き気、食欲不振、手足の震えといった副作用がある
- 治療期間が3ヶ月~6ヶ月と長い
以上の問題点を考慮し、根本治療につながる可能性が高く、副作用も少ない、さらに治療期間も短い場合1ヶ月半~2ヶ月で済むTMS治療を最優先の選択肢として考えています。もちろん、症状が重く、治療に支障が出る場合や、日常生活がままならないようなケースでは薬物療法も並行して行うことがあります。患者さまとご相談しながら、一人ひとりに最適な治療を進めてまいります。
当院の特徴
- QEEG検査による客観的な診断
- 発達障害グレーゾーンの診断が可能
- 副作用が少なく、治療期間も短いTMS治療
- 土日・祝日も診療・電話対応可能
- 当日診断可能
- 5歳から高齢者(大人)まで診断・治療が可能
QEEG検査による客観的な診断
当院では脳波によって客観的に脳の状態を把握できるQEEG検査を導入しています。従来の精神科の診断は医師の主観による部分が大きく、誤った診断や治療が行われ、結果的に症状がなかなか改善しないということがありました。QEEG検査では人工知能(AI)を用いたディープラーニングによって様々な脳の状態を統計学的に把握し、正確な診断と治療が可能です。当院では、QEEG検査の結果と問診の結果を合わせて診断しています。QEEG検査について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
発達障害グレーゾーンの診断が可能
QEEG検査によって、発達障害の診断基準には満たないが発達障害の傾向にあるというグレーゾーンの診断が可能になりました。グレーゾーンだからといって日常生活や社会生活に支障が出ないわけではありません。何らかの生きづらさを感じている場合は、正確な診断と適切な治療を通して日常の困り感を改善していくことが可能です。
副作用が少なく、治療期間も短いTMS治療
当院では、TMS治療(磁気刺激治療)を導入しています。TMS治療は医療先進国のアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)や日本の厚生労働省の認可を得た治療方法です。日本ではまだ一部の医療機関でしか導入が進んでいません。当院ではnovel TBS(ノーベルシータバースト刺激法)を受けることが可能です。
「薬に比べて副作用が少ない」「治療期間が短くて済む」
といった特徴があるため、お薬が苦手な方、副作用が強く出てしまう方、なるべく早く治したい方に適した治療法です。
TMS治療について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
土日・祝日も診療・電話対応可能
当院は土日・祝日も医師がシフト制で診療しており、平日にお時間が取りにくい方でも受診いただけます。
受付時間は10:00~19:00です。
当日診断可能
当院では当日診断も可能です。
ご予約可能な時間帯をご案内いたしますので、当日診断をご希望の方はお電話にてお願いいたします。
5歳から高齢者(大人)まで診断・治療が可能
当院では5歳から高齢者(大人)までの診断・治療が可能です。
外国語の対応について
当院では、専門の医療通訳者が常駐しておりません。
翻訳機を使用しての対応となりますが、お悩みを正確に理解し、適切なご案内を行うため、以下のいずれかの方法でご協力をお願いしております。
・日本語でのコミュニケーションが可能な方と一緒にご来院ください。
・ご自身の症状や、お困りのこと、医師に伝えたいことなどを、事前に紙にまとめてお持ちください。メモ書きでも構いません。
患者様ご自身の心身の状況を正確に把握するため、ご面倒をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
お問い合わせ・ご予約はこちら
睡眠障害の症状や原因は人によって異なり、日中の眠気や疲労感、集中力の低下など、日常生活にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
「最近よく眠れない」「睡眠について気になる症状がある」という方は、ご相談のみの受診も可能ですので、ぜひ一度ご来院ください。
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ご希望の院や⽇時を選べます。
初回カウンセリングの⽅はWEBからの
ご予約を24時間受け付けております。 -
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※お問い合わせの多い項目については「よくある質問」にまとめておりますので、こちらも参照してください。
この記事の監修医師
ブレインクリニック新宿院 院長
矢嶋 正
- 経歴
- 杏林大学医学部 卒業
- 大阪大学医学部附属病院
- 2023.04ブレインクリニック東京院
- 2024.05ブレインクリニック東京院 院長
- 2025.09ブレインクリニック東京院 院長
兼 上級医 - 2026.08ブレインクリニック新宿院 院長
兼 上級医
