発達障害の上司の特徴とうまくいく接し方・付き合い方
皆さんの身近に発達障害の方はおられるでしょうか?
実は発達障害は10人に1人はいるとされており、身近に発達障害の方がいるのは全然珍しいことではないのです。
10人に1人ということは、割合的には100人の会社であれば10人は何らかの発達障害特性を持っているということです。
そのため発達障害者が上司になることもありますが、そういったケースですと仕事がやりにくく、大変なことが少なくないと思います。
そこで今回は、発達障害の上司の特徴、うまい接し方についてご紹介していきます。

発達障害の上司の特徴

  • ・事務的に冷静にではなく、感情的に話をする
  • ・問題がおきるとすぐパニックになる
  • ・部下のミスを責め立てて、解決しようとしない
  • ・会話のキャッチボールが下手で、丁寧にはなしても間違った風に解釈したり、うまく伝わらず何度も同じ話をしなければならない
  • ・衝動的に動いてミスをしたり、非効率だったりする
  • ・非現実的な目標や提案を思いつきですることがある
  • ・報告したことを完全に忘れていることがある
  • ・仕事に支障がでる嘘をつくことがある
  • ・自分の非を認めない
  • ・部下への配慮、思いやりに欠ける
  • ・ストレスを感じていると辛くあたってきたり、物にあたったりする
  • ・書類やゴミが机に散乱していて汚い
  • 以上が発達障害の上司に見られがちな特徴です。

    発達障害の上司とのうまい付き合い方、接し方

    あいまいな表現をしない

    「納期が予定より少し遅れそうです」と発達障害の上司に伝える場合も、発達障害はあいまいな表現が理解できません。
    「納期が3日間遅れます。15日の午前中には仕上がります」と、はっきり確実に表現をしましょう。
    これで混乱することが減るはずです。
    冗談や婉曲的表現も混乱をまねくだけなので、ストレートな物言いを心掛けましょう。

    絵に描いて説明する

    発達障害には視覚に訴えるのがもっとも効果的な表現方法です。
    文字や絵を描きながら、「AがBになるので、これはCになります」と、言いながら紙に書いて伝えましょう。
    言葉で話すよりも、ぐっと分かりやすいです。
    この方法は、東大でも使われており、東大では授業の内容を文字に書き起こす「書き起こし文化」なるものがあります。

    どの発達障害なのか種類を知る

    発達障害には、おもに3つの種類があります。
    上司がどの発達障害なのか特徴がわかったほうが、接し方のコツもわかります。
  • ・ASD 自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群
  • ・ADHD 注意欠如多動性障害
  • ・LD 学習障害
  • 傷ついたらはっきり言う

    アスペルガー症候群の方は、人の気持ちを察することが苦手なので、悪意なく失礼なことを言ってしまいます。
    ちょっと太っただけで、「太ったねー豚に似てきたよ」なんてことを、女性社員にもさらっと言ってしまうこともあります。
    そしてそこは、はっきりと「今の太ったという言葉と、豚という言葉は心外です。もう言わないでください」言いましょう。
    言った本人は失礼だったとか、相手が傷ついたとかを言われないと理解する事が出来ません。

    仕事の優先順位をあらかじめ考えておく

    発達障害は優先順位を決めるのが苦手です。
    たとえば、「AとBとCはどの仕事から優先したほうがいいでしょうか?」と聞いても、何を先にすればいいのかがわからず、聞かれても困ってしまいます。
    そのため、「Cが納期が早いので、Cからして、終わり次第ABの順でどうでしょうか?」など、答えをあらかじめ考えておきましょう。
    聞いて提案して承諾をもらうという形なら、波風がたちません。

    発達障害だと自覚してもらう

    上司と仲良くなれて、ある程度いろいろな話ができる場合は、発達障害の本を読んでもらうこともおすすめします。
    信頼関係を築けていたら、上司から「じつはおれもアスペルガーなのかもって思うことがたまにあるんだよね、どう思う?」と聞かれることがあるかもしれません。
    そういったときは、私では判断できないから、気になるなら病院に行ってみるといいですよ、と勧めましょう。
    自分が発達障害だと自覚してくれるとやりやすくなるかも知れません。

    まとめ

    上司が発達障害だと、仕事上で困ってしまう点もあるかもしれません。
    しかし、この人はこういう人だと一旦受け入れ、その上で少し接し方を工夫してみましょう。